お知らせ

我々が以前行っていた2D to 3D変換技術について記事にして頂きました

映像ジャーナリストの大口孝之さんが、このタイタニック3Dの制作で使われた私(泉邦昭)のVDXテクノロジーについて採用された経緯と技術について詳しく解説してくれました。
「ジェームズ・キャメロンは「タイタニック」をいかにして3D化したか」
https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1478307.html?fbclid=IwAR0TO0479yX07O22M1kwEBZFeUopSLJy_i2YgKVj1J62NL61XnVrVGAW3UE

『アバター』のときは一部でしたが、この『タイタニック3D』は、一部外注した以外は、StereoDで1年間かけて制作しました。
一緒に渡米した青木洋一郎君がジェームズ・キャメロン監督のご指名でステレオスコピック・スーパーバイザーに就任し、日本人ならではのきめ細かな作業と、スタッフへの指導によって、気の遠くなるような膨大な作業を1年間かけて成し遂げました。
ジェームズ・キャメロン監督が3D化が大変であったことをインタビューで述べていますが、確かにクオリティへのこだわりは半端なかったのは事実ですが、それを解決したのが我々ですから、もっと評価してもらってもいいのになあと思っていました。その時は、アカデミー賞の科学技術賞(多くの日本人が受賞しています)への期待もありましたが、本編あっての変換作業ですし、裏方の作業ですから、こんなに素晴らしい作品に携われたことだけでも感謝しています。