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『太平洋食堂』が門真国際映画祭2021舞台映像部門で優秀賞、優秀主演男優賞

撮影、録音、映像演出を担当した『太平洋食堂』(嶽本あゆ美作)が門真国際映画祭2021舞台映像部門で優秀賞、優秀主演男優賞、優秀助演男優賞、優秀助演女優賞を受賞しました。
 
『太平洋食堂』は大逆事件(幸徳事件)をテーマにした作品で、2020年12月2日~6日に座・高円寺1にて上演されました。
 
冤罪を着せられ、孫子(まごこ)の代まで苦しめられた汚名を返上すべく110年経った今でも「大逆事件の真実をあきらかにする会」をはじめ、仏教関係者、和歌山県新宮市、その他の多くの有志が活動を継続しており、作者の嶽本あゆ美さんは長年に及ぶこれらの人達への徹底した聞き取りをもとに、熊野新宮で「太平洋食堂」を開店した医師大石誠之助を主軸に、浄土真宗僧侶の高木顕明、キリスト教牧師の沖野岩三郎を主要人物として、『太平洋食堂』を書きあげました。
 
国家とは何か。宗教に何ができるのか。芸術とは。社会主義革命とは。イデオロギーではなく、その時代に生きた生身の男と女が舞台に再現されることで、現代人が忘れていたことを思い出させてくれます。愚かな男たちを支えて来た愛すべき日本の妻、女たちももう一つのテーマです。
 
大石誠之助(役名大星誠之助)を演じた間宮啓行さん、その妻ゑいを演じた明樹由佳さん、裁判において歴史に残る名答弁をした平出弁護士を演じた齋藤慎平さん、優秀俳優賞の受賞おめでとうございます。
 
作者の嶽本あゆ美さん、関係者の皆さま、優秀作品賞の受賞おめでとうございます。
 
受賞することで、多くの人に注目していただき、映像を観ていただく機会が増えることは映像制作者としては、これにすぐる喜びはありません。
 
映像は生の舞台の素晴らしさを再現できるものではありませんが、何度でも観れるというメリットがあります。3時間という長尺なので、少しづつ観るということもできます。
 
無駄なシーンは一つもありません。全員が素晴らしい役者さんで、誰一人無駄なセリフはありません。彼らの言霊を受け止めてやってください。
 
そして、冤罪を着せられた人達の無念さを感じ取ってください。
10月10日に授賞式、そして、最高優秀作品賞、最高俳優賞の発表があります。
 
優秀作品賞
優秀俳優賞
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(文責 泉邦昭)

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